高等占星学 アストロロギア Ver.5.4.0.3
説明書

AstroLogia 5.4.0.3
for Windows 95/98/2000/XP

2009年1月12日
水沢ミオン

もくじ

概要

AstroLogia (アストロロギア)は西洋占星術に関連するさまざまなデータを、 非常に高い精度で計算・表示できるソフトウェアです。 フリーウェアですから、無料でお使いいただけます。 専門知識のないかたでも性格診断などの占い機能を楽しむことができますし、 占星術に関連する深い知識をお持ちのかたなら、いろいろな機能を活用することができるでしょう(サポートされるデータ・機能一覧)。

分かりやすいデザインなので、使い方の説明は、あまり必要ないと思います。 起動すれば、直感的にすぐ使えるはずです。

旧バージョン 5.2x からの変更点として、 バージョン 5.30 では、プラシーダス・ハウスシステムのサポートを含むいくつかの更新が行われました。最新版について確認するには、
http://www.faireal.net/mion/astrologia/
をごらんください。

インストールは簡単ですが、初めて使う場合、旧バージョンからのバージョンアップの場合のいずれも、 必ずインストールについての注意事項をごらんください。 このバージョンで問題が発生した場合、旧バージョンをご利用ください。 既知の問題についても、ご確認ください。 お問い合わせは、メールでお願いします。

画面例

ライセンス(フリーウェア)

アストロギアは、期間制限など一切なく、無料でご利用いただけます。 ご利用には登録なども一切必要ありません。 占いの設定などで「ユーザ登録」という画面が出ることがありますが、これはユーザの個人情報をどこかに送信して登録する、 という意味ではなく、単にそのソフトの持ち主の出生データをファイルに保存する、というだけのことです。 (「ユーザ登録」という言葉は誤解を生むので、バージョン5.4.0.3で修正しました。) 安心して、お使いください。

ユーザはこのソフトを無料で利用することができますが、あくまで「利用権」であって、著作権は著作者にあります。 著作者に無断で改変・販売などを行うことはできません。

サポートされる主なデータ・機能

計算精度

アストロロギアの特徴は、非常に位置計算精度が高いことです。 基本的に±1″オーダーの精度があり、データによってはミリ秒角オーダーの精度があります。 次の表は、日本時間1963年3月31日、4時50分00秒000 の太陽・月の位置を3種類のソフトで計算した結果です。

太陽の位置
海上保安庁の精密暦 おひつじ  9° 23′32″.5-6 FK5
アストロロギア おひつじ  9° 23′32″.52 FK5
既存ソフトA おひつじ  9° 23′
既存ソフトB おひつじ  9° 23′24″
月の位置
海上保安庁の精密暦ふたご 22° 53′42″.9 FK5
アストロロギア ふたご 22° 53′42″.97 FK5
既存ソフトA ふたご 22° 53′
既存ソフトB ふたご 22° 52′48″

インストール・使用上の注意

よく読んでください。間違えると、最悪、保存してあった出生データが消えたり、 正常に起動しなくなります。

保存先に移動してから起動してください

このバージョンにはインストーラがついていません。 基本的には、解凍したらすぐ使えますが、最初に起動する前に、どのフォルダにこのプログラムを入れておくか決めて、 その場所に ダビデの星の形の アストロロギアの実行ファイルを含む書庫の中身一式を移動してから、 起動してください。

上書きインストールでもOK

すでに旧バージョンをお持ちのかたは、旧バージョンに上書きするだけでOKです。

むやみに動かさない

一度使用を始めたら、むやみに実行ファイルの場所を移動しないようにしてください。 基本的には、移動しても問題ないのですが、読み込むデータファイルが見つからないなどのトラブルの原因になります。

データファイルについて

オーブ、背景色など、アストロロギア自身に関する設定は、同じフォルダに作られる Astrol.sii というファイルに保存されています。 このファイルを削除すると正常に動作しなくなる可能性があるので、注意してください。 また、出生時刻・出生地などのホロスコープのデータは、拡張子 .bd5のファイル(デフォルトでは「出生データ.bd5」)に保存されます (.bd5 とは Birth Data for AstroLogia 5 の意味です)。

データファイルは通常、起動したのと同じフォルダに保存されます。 したがって、書き込み不可(読み取り専用)の場所(CDなど)からアストロロギアを起動すると、正常終了できません。 そのような使い方は避けてください。

cw3220.dllについて

アストロロギアを起動しようとしたとき「cw3220.dllが見つからない」という意味のエラーメッセージが出ることがあります。 この cw3220.dll というファイルは、アストロロギアの配布書庫に含まれていますが、Windows のデフォルトの設定では見えないようになっています。 DLLファイルが表示されるように設定を変更してから、 AstroLog.exe があるのと同じフォルダに、この cw3220.dll をコピーしてください。

アンインストール

アストロロギアをもう使わなくなってアンインストールしたいときは、 一回アストロロギアを起動して、 メニューの「設定|アンインストール|アンインストール」を実行してください。 (わけが分からない状態になってしまったときも、これを実行して最初からやり直すのが良いかもしれません。) この操作を実行すると、Windowsの「レジストリ」という場所に保存されているアストロロギアの設定がすべて消去され、 インストール前の状態に戻ります。

よく分からなければ、上記の操作を行わず、アストロロギアのフォルダごと削除しても、問題ありません。

使い方の説明

やさしい使い方

起動すると、大きなボタンで「説明」「きょうの運勢」「性格占い」などとあるので、 ボタンをクリックして、あとはウィザードの指示に従うだけです。

基本の使い方

ホロスコープを新規に作るには、ツールバーの白紙の紙の絵のボタンをクリックするか、[Ins] キーを押してください。 以前に作成したホロスコープのデータを呼び出すには、フォルダを開く絵のボタンをクリックするか、[BackSpace] キーを押してください。

他にもいろいろメニューがありますが、どれも使ってみればすぐ分かるものばかりです。 (ただし、専門的な内容のメニューについては、使い方以前にそもそも「それが何をするものなのか」という占星術に関連した知識が必要になる場合もあります。)

詳細マニュアル

各メニューについての詳細なマニュアルは、次の場所にあります。
http://www.faireal.net/mion/astrologia/manual/

プラシーダス・ハウス・システムについて

次の項をごらんください。

プラシーダス・ハウス・システムについて

上記マニュアルは、2004年4月28日現在、バージョン5.2xを対象としています。 そこで、以下ではバージョン5.30で追加された新機能「プラシーダス・ハウスシステム」の使い方について、簡単に説明します。

占星術(星占い)で使うホロスコープには、一般に「ハウス」という区切りがあります。 円形のホロスコープが12個の扇形に区切られ、第1室、第2室第12室と呼んでいます。

このハウスの区切り方には、いくつもの流儀があります。 従来、このソフト(アストロロギア)では、イギリスや北欧で多用される「イコール・ハウス」方式(「等分割方式」ともいいます)を、 採用してきました。

しかし、このバージョン(Ver.5.30)から、 一時的にハウス方式を「プラシーダス」に変更することもできるようにしました。 「プラシーダス」は高緯度地域では実用的でないという問題があるものの、 日本やアメリカで多用される方式です。他のソフトとハウスの区切り方が異なっている場合、 大半は「プラシーダス」を採用するかしないかの違いです。

ホロスコープをプラシーダス方式で描画するには、メニューの 「設定|ハウスシステム|プラシーダス」を選択するか、または [Shift]+[J] を押してください。

プラシーダス方式のカスプ位置(各室の境界線の位置)についての詳細データを確認するには、 メニューの「表示|プラシーダス・ハウス etc.」を選択するか、または [Shift]+[G] を押してください。

プラシーダス方式は、理論上、およそ緯度66°以上では実用になりません。 緯度50°程度でも、かなりいびつになってしまうことがあります。 通常、プラシーダスが適用できるのは、せいぜい緯度60°程度までです。 アストロロギアでも、緯度が60°を越えると、プラシーダスの選択は無効になります。

プラシーダス方式は一部の緯度エリアでしか使えませんから、「常にプラシーダスで描画」をデフォルト設定とすることは不可能です。 したがって、プラシーダス方式への変更は一時的なものであり、設定として保存されません(次回起動時には、 デフォルトのイコール・ハウス方式に戻ります)。 メニューの「設定|ハウスシステム|イコール」か、または [Shift]+[H] を押すことでも、イコール・ハウス方式を再選択できます。

「占い」機能について

アストロロギアには、いくつかの「占い」機能がありますが、 これらは、あくまで「参考」程度のものです。 アストロロギアは本格的な占いの診断を行うことが目的のソフトではなく、 「占い」はむしろ「おまけ」です。 占星術を勉強したいかたは、 アスペクトをどういうふうに実際の解釈につながていくか、といった発想などで、 参考になるかもしれませんが、あくまで「解釈の一例」です。絶対視しないでください。

実際のホロスコープ解読では、 直感をとぎすまし、 さまざまな要因を複合的に踏まえ、 臨機応変に、総合的・創造的な判断を行ってください。

バージョン 5.2x から5.30の変更点

バージョン 5.30から5.4.0の変更点

既知の問題

最新版の入手先

アストロロギアの最新版について確認するには、
http://www.faireal.net/mion/astrologia/
をごらんください。

Ver.5.30とそれ以前には「節入り」の「節」の名称が一つずれて表示されるバグがあります。 Ver.5.31 beta以降をご利用ください。 (Ver.5.31 betaがうまく動作しない場合は、古いバージョンをお試しください。 また、どのようにうまく動作しないのか、メールで知らせてください。よろしくお願い致します。)

「妖精の国からのお知らせ」について

アストロロギアの過去のバージョンには、「妖精の国からのお知らせ」という妖精学(フェアリオロジー)の基本テキストが含まれていました。
http://www.faireal.net/fairyology/elfnews/
にてごらんください。

連絡先

このソフトウェアについてのお問い合わせは、 mion at faireal dot net までお願いします。 不具合を見つけた場合や、新機能の要望なども、こちらにどうぞ。

作者のホームページは
http://www.faireal.net/mion/
です。

このソフトウェアは、ホロスコープのデータを作成する機能は充実していますが、 それをもとに実際の占いの判断を行う機能は限られており、占いの判断にはある程度の経験が必要となります。 占い鑑定のご依頼などはお受け致しておりません。


このページの画像の一部は、アンの小箱のフリー素材を利用しています。

mion at faireal dot net

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